【今週の成績 & ChatGPT】無料EAポートフォリオを運用してみる 2 (5/22 – 5/26, 2023)

前回の記事で、上手く誘導さえできれば、ChatGPTにMQL5のプログラㇺを書かせるころができることがお判りいただけたと思います。今回は、逆に、「問題のないコードを提示した時の応答」を見てみたいと思います。

提示したのは、MQL4の自作ツールで、ボタンをクリックすると発注される、メタトレーダー付属の「ワンクリックトレード」のようなツールです。ただし、クリックすると発注されたりしなかったり、どうも連続では発注できないような現象が見られました。

そこで、以下のように質問してみました。

かなり考え込んでいるようで、なかなか反応しませんでしたが、しばらくして出した答えは次のとおりです。

あなたのコードを確認した結果、特に発注を阻害するような明らかな問題は見つかりませんでした。

ただし、以下の問題が考えられます:

ブローカーの制限: あなたのブローカーが特定の取引を許可していない場合があります。たとえば、一部のブローカーは、特定の時間帯（通常は市場が閉じている時間）に取引を制限する場合があります。これは、取引を行おうとする時間帯によって異なります。
市場の流動性: 特定の通貨ペアの流動性が低いと、注文が執行されるのに時間がかかる場合があります。流動性が低い通貨ペアを取引している場合、この問題が発生する可能性があります。
トレードの許可: IsTradeAllowed()関数がfalseを返す可能性があります。これは、MT4が新しい注文を受け入れることができない状態を示しています。この問題は、トレードが許可されていない時間帯に発生する可能性があります。
スリップ: スリップ（最良価格での取引ができない状況）が注文の執行を阻害する可能性があります。特に市場が非常にボラティル（変動性が高い）な場合、この問題が発生しやすくなります。

これらの要因に対処するためには、以下のことを試してみることができます：

あるいは、OrderSend関数が失敗した場合にGetLastError関数を使用してエラーコードを取得することで、具体的な問題を特定することが可能です。このエラーコードを調べることで、問題の原因を特定しやすくなります。

的確な返答ですね。確認はしておりませんが、おそらく、テストしたブローカーがEAを使った連続注文を制限しているのではないかと推察しています。

なお、上記はMT4の自作ツール（EA）を試したもので、あるブローカーのデモ口座での結果です。MT5ブローカーであるNOZAXでの結果ではありません。

MQL５無料EA – NOZAXポートフォリオ No.２

Catastrofix EA MT5: 通貨ペア: Custom Symbol Suffix:# EURBGP, EURAUD, EURNZD, EURUSD, GBPCAD, AUDJPY 時間軸：1時間足, ロット数：Risk % Per Trade: 0 (固定ロット)：0.01 Lot