【今週の成績 & ChatGPT】無料EAポートフォリオを運用してみる!(4/3 – 4/7, 2023)
ミニレビュー – ChatGPTに聞いてみた!
人が書くように文章をつくる生成型(ジェネレーティブ)AIのChatGPTですが、2023年3月にGPT-4というAIエンジンが公開され、ますます性能が高くなりました。続いてGPT-5の研究開発も進んでいるのだとか・・・。
やはり一番怖いのは、人がAIの枠にはまってしまうこと。イデオロギーなど各人の主義主張にかかわるものには不向きだと思います。
しかし、FXについては、かなり普遍的な分野なので向いていますね。
今回、最初、「FX自動売買ソフトウェア(EA)にはどのようなAIが有効だとされていますか?」とういう質問を投げかけたのですが、ChatGPTの返答がイマイチ具体性に欠けたので、もう少し具体的な質問に変えました。
Q: スキャルピングなどの短時間取引を行うEAにおいて、有効なAIとして使用されている技術は何ですか?
A: ChatGPT: https://chat.openai.com/auth/login による返答
スキャルピングや短時間取引を行うEA(Expert Advisor)において有効なAI技術は、市場データの迅速な分析や取引シグナルの生成、エントリーおよびエグジットのタイミングの最適化などに重点を置いています。以下のAI技術がよく使用されています。
- 機械学習(ML): 短期的な価格変動や市場データのパターンを学習し、スキャルピング取引の戦略に適用できるようにします。特に、強化学習は、短期的な報酬を最大化するような取引戦略を学習するのに適しています。
- ディープラーニング(DL): 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)や再帰型ニューラルネットワーク(RNN)は、時系列データの短期的なパターンを検出するのに適しています。これらのモデルは、スキャルピング取引におけるエントリーとエグジットのタイミングを最適化するのに役立ちます。
- 遺伝的アルゴリズム(GA): 遺伝的アルゴリズムは、最適なスキャルピング戦略を探索するのに役立ちます。短期的な利益を最大化するようなパラメータや取引ルールを見つけることができます。
- アンサンブル学習手法: 決定木、ランダムフォレスト、勾配ブースティングなどのアンサンブル学習手法は、複数のモデルを組み合わせて予測精度を向上させることができます。これにより、スキャルピング取引におけるエントリーとエグジットのタイミングがより正確になります。
ただし、スキャルピング取引では、ニュースや市場センチメントの影響が比較的小さいため、自然言語処理(NLP)技術はそれほど重要ではないことが一般的です。最適なAI技術やアプローチは、取引スタイルや目的によって異なるため、ユーザーは自分に適したソフトウェアを選択する必要があります。
ChatGPTの返答は、試験の答案としてはほぼ100点なんでしょうが、結局はインターネットで収集して得られた知識をまとめただけ。一次資料に触れている人が発する生の人間らしさはないですね。ただ、情報を集めるという意味では、すごく有用ですね。
やはり、集合知を最大限に活かすためのツールとして利用していきたいものです。
MQL5無料EA – NOZAXポートフォリオ No.1
NOZAX ポートフォリオ No.1
- 口座: NZXゼロ(ECN)(NOZAX)
- 初期残高: 100,000円
- 稼働EA:
- TraderMind EA MT5: 通貨ペア: USDCAD#, 時間軸:1時間足, ロット数:0.03 Lot
- White Bear DT for NOZAX: 通貨ペア: GBPJPY#, 時間軸:5分足, ロット数:0.01 Lot
- White Bear DT for NOZAX: 通貨ペア: USDJPY#, 時間軸:5分足, ロット数:0.02 Lot
NOZAX
4/3-4/7の成績(NOZAXポートフォリオ No.1)
- TraderMind EA MT5: 0勝2敗、トータルの損益は-728円(-23.8pips)でした。
- White Bear DT GBPJPY: 1勝6敗、トータルの損益は -5479円(-542.5pips)でした。
- White Bear DT USDJPY: 0勝2敗、トータルの損益は -458円 (-21.9pips)でした。
これまでの成績(NOZAXポートフォリオ No.1)
各EAの、現時点までの個別の成績は以下の通りです。
- 2023年1月3日~2023年4月7日
(利益が1円でもあったトレードは「勝」、一方逆は「負」として集計)
- 今週はどのEAも惨憺たる成績に沈みました。長い目で見るしかありません。
ポートフォリオの現況と予定
White Bear DT GBPJPYの低迷を感じていたのに、手を打たなかったのは失策ですね。後手後手に回っている感じは否めませんが、次週からは一旦、White Bear DT GBPJPYをポートフォリオから外し、別のEAを加えて再起を図ることにします。