【今週の成績】無料EAポートフォリオを運用してみる!(1/9 – 1/13, 2023 )
2023年も第2週ということで、そろそろ本格的にトレードを再開した方も多いのではないでしょうか? 今年の出だしはどうでしたか?
ポートフォリオの組み方は、自由と言えば自由なのですが、一般的には「相関性が低いEAを組み合わせる」ことが効果的とされています。「相関性が高い=同じようなタイミングでトレードする」ということなので、当然ながらポートフォリオとして組み合わせるには不向きですよね。では、どのような組み合わせが良いのか?
相関性が低いEAを組み合わせるポイントは?
①異なるロジックのものを選ぶ
異なるロジックのEAを組み合わせることで、相関性を低くすることができます。主なロジックとして、次のようなものが知られています。
- トレンドフォロー: トレンドの続伸を、押し目や戻りのポイントで狙う
- ブレイクアウト: 相場の節目となる高値や安値を、突き抜ける値動きを狙う
- カウンター: 相場の節目となる高値や安値から、反転する値動きを狙う
- 朝スキャルピング: 日本時間早朝に、大きく値動きした後の戻りを狙う
- グリッドトレード: 一定の法則でポジションを積み増す戦略
*グリッドトレードEAなどのように含み損が大きく膨らむ可能性があるものもあり、ロスカットを避けるには十分な残高が必要な場合があります。
②異なる通貨ペアを取引対象とするものを選ぶ
例えば、一つ目のEAがドル円、二つ目のEAがユーロドルを取引対象としている場合、三つ目にそれらの合成であるユーロ円を選んでしまうと、相関性が強くなってしまいます。それよりは、ポンドや豪ドルがらみの通貨ペアを採用する方が分散できます。
③異なる取引時間軸のものを選ぶ
ポジション保有時間によって、スキャルピング、デイトレード、スイングトレードに分類できます。これらを分散することも、相関性を低くするためには重要です。というのも、同じ時間軸だとロジックやトレードの性質が似通い、エントリーやイグジットのタイミングが重なってしまうからです。
MQL5無料EA – NOZAXポートフォリオ No.1
今週から、当サイト限定の口座開設キャンペーンでプレゼントされる「White Bear DT for NOZAX」をポートフォリオに加えました。ポートフォリオを組むにあたり、相関性を低くするための戦略として、異なる通貨ペアを取引対象とするものを選ぶことにしました。
なお、各EAのロット数は長期バックテストの最大ドローダウンの大きさを基に決定しました。※最大ドローダウン(MAX DD)が大きいEAほどロット数を小さくしています。
改めて、当企画のルールは「当サイトで検証したEAだけを使って皆さんが再現できるような形のポートフォリオを構築すること」なので、成績が良ければ真似してくださいね!
NOZAX ポートフォリオ No.1
- 口座: NZXゼロ(ECN)(NOZAX)
- 初期残高: 100,000円
- 稼働EA:
- TraderMind EA MT5: 通貨ペア: USDCAD#, 時間軸:1時間足, ロット数:0.03 Lot
- White Bear DT for NOZAX: 通貨ペア: GBPJPY#, 時間軸:5分足, ロット数:0.01 Lot
- White Bear DT for NOZAX: 通貨ペア: USDJPY#, 時間軸:5分足, ロット数:0.02 Lot
1/9-1/13の成績(NOZAXポートフォリオ No.1)
- 今週の成績です。
- TraderMind EA MT5: 1勝0敗、トータルの損益は14円(2.6pips)でした。
- White Bear DT GBPJPY: 3勝0敗、トータルの損益は 862円(88.0pips)でした。
- White Bear DT USDJPY: 1勝0敗、トータルの損益は 310円 (16.0pips)でした。
- 今週はなんとか5戦全勝(+1186円)でしたが、TraderMind (USDCAD)の1/9に取ったポジションが決済されるまでに2日以上(ほぼ3日)を要し、勝った気のしない一週間でした。残高は100,000円を回復し100,877円となりました。
次週以降の戦略
このポートフォリオにはあと1~2個EAを追加し、その上で改めて、収益も考慮してロット数を調整したいと思います。
次週については今の構成のまま運用を続けたいと思います。